【総務省統計局】(データサイエンス・オンライン講座)社会人のためのデータサイエンス入門
2025年06月01日
総務省統計局が提供するデータサイエンス・オンライン講座の第1弾。本講座は、社会人・大学生を対象とした統計データ分析の基本的な知識を学べる入門編講座です。
今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち"データサイエンス"力の高い人材が求められています。本講座では"データサイエンス"力の向上を目指し、事例なども踏まえ、統計データ分析の基本的な知識を学び身近なデータの活用に役立てることを目指します。
コースは4週に分かれています。第1週では、統計分析の意義を理解するため、実際のデータを用いた分析事例の紹介や、統計リテラシーなどについて学びます。第2週では、統計分析の基礎を固めるために必要な統計学の基礎について学びます。第3週では、統計分析の実践として、日ごろ目にすることの多いデータの見方やグラフの使い方について学びます。第4週では、誰もが入手可能な公的統計データの入手方法や活用方法について説明します。
各週のテーマ
第1週:統計データの活用
- 大人がデータサイエンスを学ぶべき理由
- 統計データからわかること(1)
- 統計データからわかること(2)
- 統計データからわかること(3)
- 統計リテラシーの重要性
- 統計を利用する際の注意点
第2週:統計学の基礎
- データの種類
- 代表値~平均・中央・最頻値
- ヒストグラムと相対度数
- 四分位・パーセンタイル・箱ひげ図
- 分散・標準偏差
- 相関関係
- 回帰分析
- 標本分布
- 信頼区間
第3週:データの見方と表し方
- 統計表の見方
- 比率の見方(1)-クロスセクションデータ-
- 比率の見方(2)-使い方と注意点-
- 時系列データの見方(1)
- 時系列データの見方(2)
- グラフの選び方(1)
- グラフの選び方(2)
- グラフを作る時・読む時の注意点
第4週:公的データの使い方
- 公的統計とは
- 公的データの入手方法
- e-Stat の使い方(データベース機能・人口ピラミッド)
- 統計ダッシュボードの使い方
- 地図で見る統計(jSTAT MAP)の主な機能
- 地図で見る統計(jSTAT MAP)の使い方
- その他の便利なデータの紹介(SSDS、RESAS、世界の統計等)
- 本講座のまとめ
前提条件
特になし
留意事項
e-StatやjSTAT MAP、統計ダッシュボードに登録されている統計データやシステム画面は随時更新されています。
課題内容
- 各週確認テスト:多肢選択問題5問程度
- 最終課題:多肢選択問題20問程度
修了条件
得点率60%以上
学習期間
4週間
補助教材
「社会人のためのデータサイエンス入門 オフィシャル スタディノート ー改訂第4版ー」