【九州歴史資料館】特別展「九州山岳霊場遺宝 -海を望む北西部の山々から- 」
終了

筑後

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開催日時 2021年10月9日 09時30分 ~ 12月5日 16時30分
開催場所 九州歴史資料館
アクセス 《西鉄電車》天神大牟田線三国が丘駅から約700m 《JR電車》鹿児島本線原田駅からタクシー約10分
参加費 観覧料:一般210円(150円) 高大生150円(100円) 中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者とその介護者1名は無料。 ※満65歳以上の方は無料。 ※土曜日は高校生も無料。
主催者 九州歴史資料館
お問い合わせ 九州歴史資料館
特記事項 開館時間:午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(ただし祝日・振替休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
関連リンク 九州歴史資料館ホームページ(外部リンク)

内容

神仏分離や修験廃止は、山のあり方に大きな影響を及ぼしましたが、しかし、今も多くの山が聖地として生き続け、そこには多くの貴重な文化財が伝えられています。日常生活や開発により変化が著しい市街地に比べると、山にはいにしえの面影が色濃くのこっています。山とそこに伝わる文化財は、歴史や文化を考える上できわめて重要な存在です。
そのような山について、九州歴史資料館では、九州を中心に調査研究を深めてまいりました。当館に事務局を置いて活動を続けてきた、九州山岳霊場遺跡研究会による成果の蓄積も進んでいます。
本展は、そのような調査研究の成果に基づくもので、とくに九州ならではの特徴である大陸との交流の痕跡を色濃くのこす、筑前と肥前の山々に絞り、それらの霊山を象徴する御尊像を中心とする、ゆかりの文化財を一堂に会して御紹介するものです。雄大な山とその歴史の全貌を、会場に収めることは叶いませんが、その粋だと言える文化財と向き合うことを通して、九州の山岳霊場の歴史とその特質や魅力を、体感していただきたいと思っております。