巨人軍の元ゼネラルマネージャー(GM)による会見を機とした一連の動きは、
プロ野球経営におけるコーポレート・ガバナンスの重要性をあらためて浮き彫り
にしました。では、日本のプロ野球にGM制度導入の影響を与えたとされるアメ
リカ大リーグでは、経営権限、責任の分担や労使関係といった企業統治は法的
にどのように確保されているのでしょうか。
 また、契約、労働、著作権、独占禁止法などの法律はどのように大リーグ経営
の強化につながり、他のビジネスはそこからどのようなヒントを得ることができる
のでしょうか。
  この講演会では法律家のポール・フィンケルマン教授が、アメリカのプロ野球
経営を実例としてあげながら、アメリカではビジネスに関わる法律によってコーポ
レート・ガバナンスがどのように遂行されているのかについて話します。同氏は
大リーグの強打者バリー・ボンズ選手が打ったホームラン・ボールの所有権が
争われた訴訟で専門家として参考人を務めたほか、野球と法の支配の関係に
ついての著作もあります。

  演 題:「アメリカのプロ野球経営に学ぶ企業統治とビジネス法」
  講 師 : アルバニー法科大学院 ポール・フィンケルマン教授
        (Dr. Paul Finkelman)