(財)福岡アジア研究所では、ワーク・ライフ・バランス(以下、WLBと表記)推進支
援施策のあり方に関する研究を行っています。この動機は「人口減少やグローバル
なメガ・コンペティションに適応していくために、福岡市は今後、次世代を担う子ども
たちの育成に取り組むとともに、魅力的な都市を形成し、クリエイティブな人材を育
成・吸引し、価値創造型の都市機能を強化していくことが必要である」との強い思い
であり、ここで言う「魅力的な都市」とは、町並みや施設や交通等のハードだけでな
く、そこに生活する市民や活動する企業等の生き方や繋がり方によって創り出され
るものです。その創出のためには、市民の「仕事と生活」のあり方を変え、活き活き
と働き、かつ、自由に多様な生活活動を行える都市社会を目指す必要があり、WL Bの推進は、その「要」に位置する政策であると同時に、企業経営者および従業者
はもとより、行政・市民等も一緒になって考え、行動していくべきものと考えられます。
 今回のシンポジウムでは、福岡におけるWLBに対する意識・現況や、今後の推進
に向けた課題や方向性などを考えていく契機とすることを目的に、有識者による講演、
当研究所の研究成果や企業の先進的取り組み事例の発表、そしてパネルディスカッ
ションを行います。皆様のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
 1.基調講演:「企業の人材活用とワーク・ライフ・バランス支援:制度導入から働き方
 改革へ」
           佐藤 博樹(東京大学大学院情報学環教授)
 2.報 告:
      テーマ1「『福岡市内企業・事業所のWLB 推進支援施策に関する研究(2)』
  調査報告」
          岡田 允(財団法人福岡アジア都市研究所特別研究員)
      テーマ2「サイボウズ(株)のワーク・ライフ・バランスの取り組み」(仮題)
          山田 理(サイボウズ株式会社取締役副社長)
 3.パネルディスカッション『福岡におけるワーク・ライフ・バランスの推進を考える』
     《パネリスト》
  佐藤 博樹(東京大学大学院情報学環教授)
         山田 理(サイボウズ株式会社取締役副社長)
         髙島 喜信(日本労働組合総連合会福岡県連合会〔連合福岡〕会長)
         横内 正明(福岡市こども未来局こども部総務企画課長)
         岡田 允(財団法人福岡アジア都市研究所特別研究員)
     《コーディネーター》
白浜 康二(財団法人福岡アジア都市研究所主任研究員)
                             (以上:順不同、敬称略)