「教室からいなくなる」「わすれものが多い」「休み時間にけんかばかりしている」「何
度注意しても伝わらない」など、子どもが困った行動をしてしまうとき,それを無理し
てやめさせるよりは,それに代わる適切な行動を身につけさせるように支援してい
くことがより効果的です。
なぜなら,困った行動に目を向けると,それをやめさせるために叱りつけてしまうこ
とになりますが,適切な行動に目を向けると,それを伸ばすためにほめていこうとする
からです。そして,適切な行動が目立ってくると,困った行動は目立たなくなっていきま
す。
これまでわれわれは,子どもの行動の改善を目ざして親(保護者)とともにペアレント
トレーニングに取り組んできました。そこでは,一番改善したい行動を具体的に決め,
その行動を観察・記録していき,それを手がかりに対応を考えています。このようなペ
アレントトレーニングの取り組みは,保育・教育現場における特別支援教育にも応用
可能だと考えています。これまで蓄積してきた多くの考えを先生方にお知らせし,また
先生方がお持ちの考えを共有することで,スキルアップを目指します。
本プログラムはリカレント教育としての意義ももっております。