本講演では、「コミュニケーションに使える英語」の内実を、「母語」「基礎力」などと
の関連から論じていただきます。「コミュニケーション」の本来的な意味を考えれば、
母語が基礎となっての英語力育成が肝要であり、相互作用(インターアクション)を可
能にする基礎は言語の4技能、とりわけ読解力が鍵となります。
 「コミュニケーションか読解か」「使える英語か文法か」という不毛な二者択一を超え
た学びの在り方を考えます。この機会にぜひご参加ください。

《講師》鳥飼 玖美子 氏
 立教大学特任教授(大学院異文化コミュニケーション研究科)。NHK教育テレビ
「ニュースで英会話」監修/テレビ講師。
 上智大学外国語学部卒業、コロンビア大学修士課程修了、サウサンプトン大学
博士課程修了 (Ph.D.)。専門は、英語教育学、言語コミュニケーション論、通訳
翻訳学。
 主著に、『国際共通語としての英語』(講談社現代新書)、『「英語公用語」は何が
問題か』(角川ONE テーマ21)、『通訳者と戦後日米外交』(みすず書房)、『歴史
をかえた誤訳』(新潮文庫)、『危うし!小学校英語』(文春新書)など